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eSIMでiPhoneの回線を切り替える完全ガイド【デュアルSIM・機種変更時の設定方法】

2026.06.01 更新·9分で読める
● 監修・執筆
運営者 K
30代・東京・4人家族。格安SIM・光回線を複数実契約して比較・検証。
✓ 実契約 5社★ 監修記事 14

更新日: 2026-06-01

eSIMは、物理的なSIMカードを必要とせず、オンラインで通信回線のプロファイルをダウンロードして利用できる新しい技術です。iPhoneやPixelなどのeSIM対応端末であれば、物理SIMスロットを占有することなく複数回線を使い分けたり、機種変更時の手間を削減したりできます。

本記事では、iPhoneでeSIM回線を切り替える際の手順や、デュアルSIM運用、機種変更時の注意点について、具体的に解説します。オンライン完結で即日開通を目指したい方や、物理SIMスロットの不足を解消したい方はぜひ参考にしてください。

ℹ️本記事作成の背景

本記事は公式情報・各社公開料金を基に作成しています。eSIMの利用には、ご利用のキャリアがeSIMに対応していることと、eSIM対応のiPhone端末が必要です。

eSIM設定・回線切り替え前の事前確認リスト

eSIMの追加や回線切り替えを行う前に、以下の項目を確認し、スムーズな手続きのために準備を整えましょう。

  • eSIM対応iPhoneであること: iPhone XS以降のモデル(一部モデルを除く)がeSIMに対応しています。お使いの端末が対応しているか確認しましょう。
  • 通信環境の確保: eSIMプロファイルのダウンロードにはインターネット接続が必要です。Wi-Fi環境での手続きを推奨します。
  • Apple IDとパスワード: iPhoneの設定変更やデータ移行の際に必要となる場合があります。
  • キャリアのeSIM対応状況と契約: ご利用中の、またはこれから契約する通信サービスがeSIMに対応しているか確認し、eSIMでの新規契約・機種変更・SIM変更手続きを完了させている必要があります。
  • eSIM開通に必要な情報: キャリアから発行されるeSIMプロファイルのダウンロード用QRコード、または手動設定用のSM-DP+アドレスやアクティベーションコードなどを用意しておきます。
  • 旧端末での準備(機種変更の場合): 旧端末のeSIMを新端末に移行する場合、旧端末でeSIMを削除する必要があるケースや、キャリアによっては移行手続きが必要です。事前にキャリアの案内を確認しましょう。
💡ポイント

eSIMのメリットの一つは、海外渡航時に現地のeSIMを購入し、日本の回線と並行して使えることです。これにより、物理SIMの抜き差し不要で通信環境を切り替えられ、連絡用として日本の回線を残しつつ、データ通信は現地の格安回線を使うといった柔軟な運用が可能です。

Step 1: eSIMの発行・準備

eSIMで回線を切り替えるには、まず利用したいキャリアでeSIMプロファイルを発行してもらう必要があります。これは新規契約、機種変更、物理SIMからの切り替えなど、状況によって異なります。

新規契約・他社からの乗り換え(MNP)の場合

  1. キャリアのeSIM申し込み: 各キャリアのオンラインストアや専用ページ(例: 楽天モバイル eSIMpovo2.0 eSIMahamo eSIMなど)でeSIMを選んで契約手続きを進めます。
  2. 本人確認: オンラインでの本人確認(eKYC)や必要書類のアップロードを行います。
  3. eSIMプロファイル発行: 契約が完了すると、eSIMプロファイルのダウンロードに必要な情報(QRコード、SM-DP+アドレスなど)がメールやマイページで発行されます。
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機種変更でeSIMを新端末に移行する場合

機種変更時にeSIMを新しいiPhoneに移行する方法は、キャリアによって手順が異なります。

  • キャリアのオンライン手続き: 多くのキャリアでは、マイページや専用サイトからeSIMの再発行または機種変更手続きを行うと、新しいプロファイルが発行されます。旧端末のeSIMは削除してから、新端末で新しいプロファイルをダウンロードします。
  • クイックスタートでの移行(一部キャリア・iOSバージョン): iOS 16以降のiPhoneでは、クイックスタート時にeSIMを新端末に転送できる場合があります。ただし、対応状況はキャリアによって異なるため、事前に確認が必要です。
重要

機種変更で他社に乗り換える場合は、MNP予約番号の取得が必要です。現在のキャリアでMNP予約番号を取得し、新しいキャリアでeSIM契約手続きを進めましょう。

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物理SIMからeSIMに切り替える場合

現在物理SIMを利用している回線をeSIMに切り替えたい場合も、キャリアのオンライン手続きや店舗でSIM変更手続きを行います。手数料が発生する場合があるため、事前に確認が必要です。

Step 2: iPhoneへのeSIMプロファイル追加

eSIMプロファイルの準備ができたら、iPhoneに設定を追加します。

  1. 「設定」アプリを開く: ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  2. 「モバイル通信」を選択: 設定メニューの中から「モバイル通信」をタップします。
  3. 「モバイル通信プランを追加」をタップ: 「eSIMを追加」または「モバイル通信プランを追加」のオプションを選択します。
  4. QRコードをスキャンまたは手動入力: キャリアから提供されたQRコードを、iPhoneのカメラでスキャンします。QRコードがない場合やスキャンできない場合は、「詳細情報を手動で入力」を選び、SM-DP+アドレスやアクティベーションコードなどを入力します。
  5. 通信プランの名称を設定: 追加されたeSIMの回線に、「主回線」「副回線」「仕事用」「プライベート」など、分かりやすい名称を割り当てます。これは、複数の回線を識別するために重要です。
  6. デフォルト回線の設定: データ通信や通話の発信に使用する「デフォルト回線」を選択します。後から変更可能です。
⚠️注意

eSIMプロファイルのダウンロードには安定した通信環境が必要です。途中で通信が途切れると、ダウンロードが失敗する可能性があります。また、一度ダウンロードしたプロファイルを誤って削除してしまうと、再発行に手数料がかかる場合があります。

Step 3: 回線設定の確認と切り替え

eSIMプロファイルがiPhoneに追加されたら、必要に応じて回線の設定を確認し、切り替えて運用します。

  1. モバイル通信設定の確認: 「設定」>「モバイル通信」を開くと、追加した複数の通信プラン(物理SIMとeSIM、または複数のeSIM)が表示されます。
  2. データ通信用回線の選択: 「モバイルデータ通信」の項目をタップし、データ通信に使用したい回線を選択します。これにより、インターネット接続に使う回線を簡単に切り替えられます。
  3. 通話用回線の選択: 電話の発信時にどの回線を使用するかを設定できます。特定の連絡先に対して常に特定の回線を使用するよう割り当てることも可能です。
    • 「設定」>「モバイル通信」>「デフォルトの音声回線」で選択
    • 特定の連絡先を開き、「この連絡先で常に使用」で回線を割り当てる
  4. 通信状態の確認: 回線切り替え後、機内モードのオン/オフを試したり、iPhoneを再起動したりして、正しく通信が行われるか確認しましょう。

Step 4: (機種変更の場合) 旧端末のeSIM削除

機種変更でeSIMを新端末に移行した場合、旧端末に残ったeSIMプロファイルはセキュリティのためにも削除することが推奨されます。

  1. 旧端末の「設定」を開く: 旧端末のホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  2. 「モバイル通信」を選択: 「モバイル通信」をタップします。
  3. 削除したい通信プランを選択: 表示された通信プランの中から、削除したいeSIMのプラン名をタップします。
  4. 「モバイル通信プランを削除」をタップ: 画面下部に表示される「モバイル通信プランを削除」をタップして、プロファイルを削除します。
重要

eSIMを削除する前に、必ず新しい端末でeSIMの開通が完了し、正常に通信できていることを確認してください。誤って先に削除してしまうと、一時的に通信ができなくなる可能性があります。

よくあるトラブルと対処法

eSIMが追加できない・認識されない

  • Wi-Fi環境の確認: 安定したWi-Fiに接続されているか確認します。
  • QRコードの読み取り: QRコードが鮮明でない、または暗すぎる場所でないか確認し、明るい場所で再度スキャンします。カメラが汚れていないかも確認しましょう。
  • 手動入力の確認: 手動入力の場合は、SM-DP+アドレスやアクティベーションコードに誤りがないか一文字ずつ確認します。
  • 端末の再起動: iPhoneを再起動してから再度eSIM追加を試します。
  • キャリアへの問い合わせ: 上記を試しても解決しない場合は、契約しているキャリアのサポートセンターに問い合わせましょう。

通信ができない

  • 回線設定の確認: 「設定」>「モバイル通信」で、データ通信用回線が正しく選択されているか確認します。
  • 機内モードの確認: 機内モードがオンになっていないか確認します。
  • モバイルデータ通信の有効化: 「設定」>「モバイル通信」で「モバイルデータ通信」がオンになっていることを確認します。
  • APN設定の確認: 必要に応じてAPN設定が正しく行われているか確認します(多くの場合、eSIMでは自動設定されますが、念のため)。
  • 端末の再起動: iPhoneを再起動すると改善する場合があります。

FAQ

Q1: eSIMと物理SIMのデュアルSIM運用は可能ですか?

A1: はい、iPhone XR以降の多くのモデル(一部モデルを除く)で、物理SIMとeSIMを組み合わせたデュアルSIM運用が可能です。これにより、仕事用とプライベート用で電話番号を使い分けたり、音声通話は物理SIM、データ通信はeSIMといった使い方ができます。

Q2: 機種変更時にeSIMはどうなりますか?

A2: 機種変更時のeSIM移行方法はキャリアによって異なります。多くのキャリアでは、新しい端末でeSIMの再発行手続きを行う必要があります。一部のiOSバージョンではクイックスタート時にeSIMを転送できる機能がありますが、キャリアの対応状況を確認してください。旧端末のeSIMは、新しい端末での開通が確認できたら削除しましょう。

Q3: eSIMのプロファイルを誤って削除してしまったら?

A3: eSIMプロファイルを削除してしまった場合は、基本的にキャリアに連絡して再発行手続きを行う必要があります。再発行には手数料が発生するキャリアもありますので、誤って削除しないよう注意しましょう。

出典リスト

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